「食景勝地」
とは?

海外における日本の食・食文化に対する関心は、近年大きく高まっており、日本を訪れて「本場の日本食」を体験したいという外国人のニーズも高まっています。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会も見据え、農林水産省は、「地域の食」とそれを生み出す「農林水産業」、魅力ある景観等の「地域資源」を効果的に活用し、訪日外国人を誘客する取組を「食と農の景勝地」として農林水産大臣が認定する制度を創設しました。

「食と農の景勝地」認定により、地域のブランド力を高めることで、訪日外国人を中心に、日本の食・食文化体験を通じた農山漁村への交流人口の増大を図るとともに、農山漁村の活性化や地域産品の輸出促進による所得向上を目指しています。

第一回
食と農の景勝地

十勝[北海道]

十勝[北海道]

農のフロンティア十勝にて食・景観を満喫!

道内一の畑作地域(約3,600㎢)を有する十勝は、西に日高山脈、北に大雪山系の2,000m級の山々に囲まれる広大な平野からなり、雄大な北海道ならでの開放感を堪能できます。国内トップクラスの日照時間と、火山灰質の柔らかで養分豊かな土壌で育った農畜産物も大きな魅力です。
国産ナチュラルチーズの大半を生産している十勝では、高い脂質の生乳で作られる濃厚なチーズが訪れる人を楽しませてくれます。

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一関・平泉[岩手]

一関・平泉[岩手]

日本のもち食文化と黄金の國の原風景

今から約400 年前の藩政時代に、当時の伊達藩が平安息災を祈って毎月もちを神仏に供える習わしを推奨したことに由来する「もち食文化」。
その後、「ハレの食」として、冠婚葬祭をはじめ、正月など、人生の節目や季節の節目等にもちをついて食べる習わしが今なお息づいています。
一関・平泉は、伝統的なもち食儀礼が体験できる日本でも希少な場所です。

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鶴岡[山形]

鶴岡[山形]

ユネスコ食文化創造都市で体感する食と風土

山や平野、川、海に抱かれた四季の恵み豊かな鶴岡市。
だだちゃ豆や温海かぶ等をはじめとする在来作物が50 種類も存在し、「生きた文化財」として優れた種を受け継いでいます。また、この地では、出羽三山の修験道や黒川能等の精神文化と密接に関わる独自の食文化や家庭の行事食・郷土食が今なお連綿と受け継がれています。

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下呂市馬瀬[岐阜]

下呂市馬瀬[岐阜]

日本一美味しい村・美しい村づくり

「美味しい」と高く評価される馬瀬川の鮎。
その理由は、地域住民が鮎の美味しさを守っていることにあります。
1940 年代から長年にわたり組織的に鮎の放流や管理を行うとともに、川の清掃活動や周囲の森林を「魚付保全林」に指定するなどのボランティアを精力的に行っています。鮎の味を守るために、努力を惜しまない住民がこの地にはいます。

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にし阿波地域[徳島]

にし阿波地域[徳島]

「にし阿波・桃源郷」
〜千年のかくれんぼ〜分け入るごとに時は遡り

千年以上にもわたり「伝統農業・農文化」が受け継がれ、
平家落人伝説等の歴史が残る四国・にし阿波。
先祖伝来の品種である「雑穀・そば・いも」を中心とした伝統的食文化は、今も「そらの人」と呼ばれる人々の暮らしの中に息づいています。
急峻な山肌に扇のように広がるこの山里は、まさに「桃源郷」と呼ぶに相応しい美しさです。

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「食と農の景勝地」
の取組要件

以下に定める要件の
全てを満たす取組を対象として
募集を行います。

ビジョン・目標に関する事項
訪日外国人旅行者として来訪が見込まれる国・地域別の旅行者数、推奨すべき訪問先のルートの設定、受入施設の整備等について、明確なビジョン・目標を設定していること。
地域の課題に関する事項
取組を進めるに当たっての地域の課題(農林水産業の振興をはじめとする地域の総合的な振興、宿泊施設及び飲食施設との連携、鳥獣害対策との連携、景観や環境保護との連携、地域の食文化の継承や食育との連携等)を明らかにするとともに、その解決に向けた方策及びこれに必要な経済活動(稼ぐ力、民間資金の活用等)の方針を示すこと。
地域の食に関する事項
当該地域に特有で、伝統的に供されている料理が存在すること。
地域の農林水産業に関する事項
当該地域の食に必要となる農林水産物を生産する農林水産業が営まれていること。
地域の食と関連性のある地域資源に関する事項
当該地域の食や農林水産業との関連が説明できる文化、伝統工芸、芸術、自然、景観、伝承、生物等の地域資源が地域に存在すること。
地域の食と農林水産業に係るストーリーに関する事項
当該地域の食や農林水産業と、関連性のある地域資源との関係が当該地域に特有の歴史的なストーリーとして説明できること。
地理的範囲に関する事項
一の市町村の区域又は地理的、地縁的、文化的条件に一体性のある複数の市町村の区域を、地域の範囲として設定すること。
マネジメントに関する事項

1 実行組織
ア 取組の実行組織として、地域の関係者をとりまとめている日本版DMOや日本版DMOを中心とした協議会、NPO法人等の組織が存在すること。
イ 実行組織の構成員には地方公共団体が含まれていることが望ましい。

2 品質の維持・向上を確保するための体制
品質の維持及び向上を図るための取組状況のフォローアップや改善を実施する体制が整っていること。

3 人材の育成及び確保
ア 持続的に取組を実施するための人材の育成及び確保について、女性やシニア世代の活用を含め、計画的に取り組んでいること。
イ 「食と農の景勝地」の核である地域の食や農林水産業を、次世代に継承していくための方策に計画的に取り組んでいること。

インフラ等受入環境の整備に関する事項
1 訪日外国人旅行者を呼び込むための飲食施設、観光施設、宿泊施設等の整備を計画的に行うこと。
2 訪日外国人旅行者が旅行しやすい環境(多言語での観光案内・メニュー表示、Wi-Fi環境、トイレ、域内交通機関等)の整備を計画的に行うこと。
任意の取組事項
取組計画には、次に掲げる事項を記載することができる。
(1)地理的表示保護制度(GI)の活用に関する事項
(2)世界農業遺産(GIAHS)や日本遺産等の活用に関する事項
(3)生産作業や調理等の体験に関する事項
(4)当該地域の農林水産物・食品の輸出促進に関する事項
(5)農林水産業者が経営に関わる施設(直売所、農家レストラン、観光農園、農家民宿等)の活用に関する事項

認定について

農林水産省が委嘱した
有識者の審査委員会にて審査を行い、
取組要件をすべて満たした取組計画の中で、
特に優れた取組計画について、
農林水産大臣が「食と農の景勝地」として
認定します。

認定地と
主要要素の
関係相関イメージ

「食と農の景勝地」へようこそ! 地域をブランド化し、ストーリーを持った周遊プランの提案

実行体制

「食と農の景勝地」
推進協議会

「食と農の景勝地」推進協議会は、
より多くの訪日外国人旅行者に
認定地域を訪れていただけるよう、
地域の取組の品質改善や勉強会の開催、
地域の課題やニーズに応じた有識者の派遣、
ネットワーク構築を通じた交流促進等により、
取組全体のレベルアップのための
サポートを行います。
また、「食と農の景勝地」に関する
戦略的かつ一体的な情報発信を通じて、
対外的な情報発信力・訴求力を高めることにより、
「食と農の景勝地」ブランド力を高めていきます。

お問い合わせ先

「食と農の景勝地」推進協議会

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