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スリル満点の「かずら橋」で、にし阿波地域の自然と歴史に触れる

地域:

見るからに怖い吊り橋。 一歩足を踏み出すたびギシギシと音がなり……足がすくんで冷や汗がでる!? そんなスリル満点の体験ができる「かずら橋」があるのは、徳島県にし阿波地域。 「かずら」と呼ばれるつる植物類を編んで作られており、圧倒的な見た目のインパクトだけでなく、この地域に伝わる歴史と深く結びついていて、知れば知るほど好奇心が刺激される橋です。

平家の落人伝説が残る秘境へ

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日本列島を構成する島の1つ、四国。 その山奥にあるにし阿波地域は、日本三大秘境の1つと言われ、渓谷が織りなすワイルドな景色が広がっています。 また、日本の歴史において、とても有名な「治承・寿永の乱(源平合戦)」(1180~1185年)にまつわるエピソードが残っている場所。源氏と平家が日本の覇権を巡って行った戦いで、敗れた平家の落ち武者がこの地まで逃げ延び、ひっそりと身を潜めて暮らしていたと言われています。 そのことから、険しい自然環境にも関わらず、独特な文化が生まれました。 今では観光地として有名な「かずら橋」。実は、源氏が攻めてきても簡単に切り落として侵入を防げるよう、植物の「かずら」を編んで作ったと言われている橋なのです(諸説あり)。

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伝統工芸にも使われている植物「かずら」

「かずら」とは、つる植物の総称。冬の厳寒な山野でも自生するほど強く、繊維がしっかりしていて、丈夫なのが特徴。まるで天然のロープのようです。 にし阿波地域では、昔からカゴや家に飾るオブジェとして編まれるなど、日常生活で使われていたそうです。

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にし阿波地域では、この地に伝わる伝統工芸として「かずら編み体験」ができる場所もあります。天然の素材で自分の作品を作り、お土産にもできるのはうれしいですね。

長さ45m。国指定重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」

さて、いよいよかずら橋へ。 昔からこの地域の交通手段として使われてきた「かずら」で出来た橋も、今では西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」 と、東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」を残すのみとなっています。 その1つ。長さ45m・幅2m・水面上14m、約5トンのシラクチカズラが使われている「祖谷のかずら橋」は、国指定重要有形民俗文化財にも指定されている人気の観光スポット。 3年ごとに橋の架け替えを行っているそうです。

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周辺環境が整備され、大型バスやマイカーでも訪れることができ、夜にはライトアップも実施。木々の中に浮かび上がる、橋の幻想的な空間を堪能することができます。

さらに山奥へ。秘境感満載の「奥祖谷二重かずら橋」

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「祖谷のかずら橋」から車で約1時間。山深い谷あいに架かる「奥祖谷二重かずら橋」は、橋の下を流れる川の水の透明度が高く、空気も澄み切っていて、大自然のエネルギーに満ち溢れている非日常感たっぷりの場所。 この地で、戦から逃げ延びた平家の武士たちが暮らしていたことに思いを馳せると、絶景を楽しめるスポットにいながら不思議な感覚も味わえますね。 伝統工芸品から、交通手段として利用された橋まで、地元に根付いた植物「かずら」は、遠い昔の祖先の暮らしや歴史を教えてくれます。

お問い合わせ先

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名前一般社団法人そらの郷
TEL0883-76-0713
URL http://nishi-awa.jp/